掲載タイプA/B/S 選択攻略 — 「上位タイプ=自動で結果」ではない、を数字で示す
媒体の掲載タイプ(露出枠の階層)をどう選ぶか。FnoSCRが432店の月次データを解析すると、サイクルシート達成率はSタイプ0.848・Bタイプ0.847・Aタイプ0.832とほぼ横並びでした。これは「高いタイプにすれば自動で結果が出る」わけではないことの証拠。掲載タイプの正しい選び方を攻略します。
1. サマリー — タイプを上げても達成率は変わらない
「予算を増やして上位の掲載タイプにすれば結果が出る」——これは半分正しく、半分間違いです。FnoSCRが432店の月次データを解析した結果、掲載タイプ別のサイクルシート達成率(=やるべき運用がどれだけできているかの指標)は次の通り、タイプによってほぼ変わりませんでした。
| 掲載タイプ | 店舗数 | サイクルシート達成率 |
|---|---|---|
| Sタイプ | 128 | 0.848 |
| Bタイプ | 160 | 0.847 |
| Aタイプ | 144 | 0.832 |
2. 達成率0.83〜0.85の横並びが示すこと
つまり掲載タイプは「結果を保証する券」ではなく、後述の通り「露出の天井を決める枠」にすぎません。結果を作るのは運用——この前提を外すと、プランアップが無駄打ちになります。
3. 掲載タイプの本当の役割 — 「露出の天井」
掲載タイプが決めるのは「結果」ではなく「露出の上限(天井)」です。上位タイプは、運用を徹底したときに到達できる露出の天井が高い。下位タイプは天井が低い。
| タイプ | 役割 | 向く店 |
|---|---|---|
| Sタイプ(上位) | 露出の天井が高い | 運用を徹底でき、受け皿も整った店 |
| Bタイプ(中位) | バランス型 | 標準的な運用ができる多くの店 |
| Aタイプ(エントリー) | 低コストで露出確保 | 立ち上げ期・運用体制構築中の店 |
4. タイプ選択の判断フレーム
正しい順序は「タイプを上げる前に、運用とCVRを固める」です。
- 運用は回っているか:写メ日記・更新が毎日続く体制があるか。なければA/Bで運用を固める
- 受け皿はあるか:露出が増えても捌けるCVR・キャスト供給があるか
- 天井に当たっているか:今のタイプで露出が頭打ちなら、初めてアップグレードを検討
5. アップグレード/ダウングレードの見極め
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 運用徹底+現タイプで露出が頭打ち | アップグレードの好機 |
| 運用が回っていない | タイプ据え置き、まず運用を固める |
| 繁忙期前 | ダウングレードしない(露出を落とす最悪手) |
| 受け皿(CVR)が弱い | タイプより先にCVR改善 |
6. タイプ選択 実践チェックリスト
- 達成率はタイプによらず0.83〜0.85。「上げれば結果」と思わない
- まず運用(写メ日記・更新)を毎日回せる体制を作る
- 受け皿(CVR・キャスト供給)を整えてからタイプを上げる
- 現タイプで露出が頭打ちになって初めてアップグレード
- 繁忙期前のダウングレードは厳禁
サイクルシートそのものの攻略はサイクルシート29点攻略で、上位プランの損益分岐はデリヘルタウン攻略で詳述しています。
FAQ — よくある質問
Q1. 上位の掲載タイプにすれば集客は増えますか?
A. 露出の天井は上がりますが、結果は保証されません。FnoSCR実測でサイクルシート達成率はSタイプ0.848・Bタイプ0.847・Aタイプ0.832とほぼ横並びで、やるべき運用ができるかはプランの高さと無関係でした。運用が床を押し上げ、タイプは天井を決めるという関係です。
Q2. 達成率が横並びなのはなぜですか?
A. 達成率は『やるべき運用がどれだけできているか』の指標で、これはプランの高さではなく店の運用姿勢で決まるためです。上位タイプでもサボれば達成率は上がらず、下位タイプでも徹底すれば上位と同等になります。
Q3. どのタイプを選べばいいですか?
A. 立ち上げ期や運用体制構築中はA/Bで運用を固め、写メ日記・更新が毎日続く体制と受け皿(CVR・キャスト供給)が整い、現タイプで露出が頭打ちになって初めてSへのアップグレードを検討してください。順序が逆だと無駄打ちになります。
Q4. 予算を増やすなら何に使うべき?
A. 運用が回っていない段階では、タイプアップより運用体制(写メ日記の人員・写真撮影)とCVR改善(電話対応・予約導線)への投資が先です。天井を上げても運用が床なら届きません。
Q5. 繁忙期前にタイプを下げてコスト削減してもいい?
A. 厳禁です。繁忙期前の露出削減は最悪手で、最も取れる時期に入口を狭める結果になります。繁忙期はむしろ露出を厚くすべきです。